豚には、人間の3歳児くらいの知能があるって知ってた!?意外と知られていない豚の賢さと食用豚の悲惨な飼育状況

豆知識

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豚は主に食用に飼育されているのがほとんどですが、近年、ペットとしての人気が高まっています。

そこで今回は、意外と知られていない、豚の賢さについて書いていこうと思います。

豚は犬よりも頭が良い!?

世間ではあまり知られていないようなのですが、近年では、実は豚は犬よりも賢いと言われている動物なのです。

迷路を解いたり、ジグソーパズルを解いたりと非常に高い知能をもっており、人間で言うと3歳児程度、もしくはそれ以上とも言われています。

犬にはできないとされる鏡像認知ができ、近年では、その知能はチンパンジーどほぼ同等とされる考えが広まっています。

鏡像認知とは、鏡に映った像が自己の像だと認識する事。

そして非常に高い学習能力も持っていて、同じ失敗は繰り返しません。

様々な動物で迷路を解く実験を行えば、豚が決まって一位になります

実はとてもきれい好き

豚は不潔の代名詞のように言われてしまっていますが、実はとてもきれい好きな動物

清潔な環境を好む豚は、自分の居場所を汚さないために排泄をする場所は、餌場や寝床から離れている決まった場所にしますし、決して身の回りを汚さない習性があります。

そして、太っている人への蔑称としてその名前を使われることが多いのですが、体脂肪率は14%~18%ほど、野生の豚に関しては13%と、実は筋肉質な動物なのです。

14 %~18%は、人間でいうと成人男性の平均体脂肪率と同じくらいかやや低め、女性に関してはアスリート並みの体脂肪率。なのでもし『ブタ』と言われた場合は、褒め言葉として受け入れましょう。

人間のような社会性を持っている

豚は高い社会性を持っていることが知られています。

20種類以上の複雑な鳴き声があって、それぞれきちんと意味を持っており仲間や友達と鳴き声でコミュニケーションを取ることができるのです。

人間の声のように、豚の声にもそれぞれ特徴があり、自分の家族や友達の声を覚える事もできます。

鼻と鼻をこすり合わせて挨拶をしたり、友達とじゃれあって遊んだり、散歩をしたり、嬉しい時は尻尾を振り、仲間同士で毛づくろいをしあいます。

時には仲間を騙して餌を奪いあったりもします

自分の知っている豚と、初めて合う豚の顔の区別もできますし、もちろん、人間の顔を区別する事もできます。

豊かな感情を持っていて、愛情喜び悲しみ恐怖緊張などを繊細に感じます。

ペットとしての人気

近年では、豚をペットとして飼う人が急増しています。

温厚で優しく、基本的に穏やかな性格をしているため、非常に飼いやすい動物と言われています。

非常に物覚えが早いのでトイレもきちんと決まった場所でしますし、お手・お座りなどの芸だってすぐに覚えてしまいます。

一般的にベットとしては、ブタを品種改良した『ミニブタ』や、ミニブタよりもさらに小さい『マイクロブタ』と呼ばれる種類が主流となっています。

一般的なブタ:100kg~300Kg

ミニブタ:40Kg~100Kg

マイクロブタ:18kg~40kg

ほどと言われていますが、実際には『血統書』なんてものは存在しないので、ぶっちゃけどこまで大きくなるかは、誰にもわかりません

ミニブタだと思って育てていたら普通のブタだったり、ミニブタに餌をあげすぎて、100kgを超える大きさになってしまった!!などはよくある話です。

ブタをペットとして飼う際は、大きくなる事をきちんと見越して飼うようにしましょう。

日本の食用豚の悲惨な飼育状況

日本の養豚場では、豚たちにとって苦痛だらけの飼育法が、いまだに主流になっています。

まず、生まれたばかりの子豚は、歯をニッパーで切断されます。

次に、尻尾を切断されます。

尻尾には神経が通っており、豚たちは激痛を感じます。

そして、オスの豚は、去勢手術を行います。

隠部に切り込みを入れて、睾丸を一気に引き抜いて取ります。

日本では、半数以上の養豚場がこれらのことを麻酔なしで行います。

豚にはもちろん痛覚があるので、激しい悲鳴をあげ、心的外傷により死亡してしまう豚もいます。

メスの豚は、『妊娠ストール』と呼ばれる檻に入れられます。

一頭分がギリギリ入る大きさしかない妊娠ストールに入れられ、方向転換することも、横たわることも、足を伸ばすことも、首を曲げることもできません

本来は遊び好きで散歩好きで綺麗好きなはずなのですが、妊娠ストールに入れられたブタたちは毎日、餌箱に落ちてきた餌を食べ、体は糞尿にまみれ、ろくに体を動かすことさえままなりません。

そして一生子供を産ませ続けられます。

妊娠ストールに入れられた豚たちは、過度のストレスにより異常行動を取るようになります。

妊娠ストールの鉄の柵を齧り続けたり、口に何も入っていないのに口を動かし続けたり・・・。

気が狂うのです。

私たちができること

EUではすでに、こういった飼育方法は禁止されているのですが、日本では妊娠ストールが主流だったり、麻酔なしの豚の体の切断などが行われています。

ブタは人間で言う3歳児程度の知能、そして豊かな感情を持っています。

養豚場に生まれたブタは、恐怖と苦痛の毎日を過ごしているでしょう。

私たちは、『食べない』という選択肢がありますが、なかなか難しい場合もあります。

近年では、『ミートフリーマンデー』(週に1日お肉を食べない日)が、世界中の公的機関や学校なので取り入れられています。

海外では、こういった活動が少しづつ広まっているのですが、日本ではまだまだ、ブタの高い知性と素晴らしさ、そして悲惨な養豚の状況が知られていません

『食べない』というのは難しくても、一人一人が『減らす』そして食べ物に対して『感謝する』ことはできるのではないでしょうか。

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